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RMFシステム

RMF

 かつてない0.5μmエレメント(β2≧2300)の濾過を可能にしたオフライン・オイル濾過システムと、最先端のオイル状態監視センサの世界ブランド。

 
      リン酸エステル油の管理       
EPT

 

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EHCオイル専用に開発した酸化物除去フィルター、水分除去装置、微粒子除去装置

 

 
 

 

 

 
 

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潤滑管理への取り組み

潤滑管理とは

いわゆる潤滑管理(Lubrication Management)とは、製造現場の機械設備を健全に運営し、生産性を維持し、得るべき利益を得るための、最も基本となるコンセプト・ポリシー・技術です。欧米においては、現場のカルチャーや従業員のモチベーションを効果的に向上させる企業戦略の一つとして、企業コンプライアンスを左右するほどの影響力を持っています。
現代の多種多様な製造業においては、製品を一刻も早く市場に出すための「タイム・トゥ・マーケット」の発想が起点となっており、製品設計から製造技術に至るまで、様々な局面で高速化が進んでいます。製造拠点は多国籍化し、時間的制約や利益追求の面においても、製造工程管理は厳しくなる一方です。マージンのないぎりぎりの製造環境・機械設備に、万が一不測のトラブルが起こった場合、生産性の低下に始まり、納期遅れや品質の低下、原価の上昇を招くばかりか、最悪の場合、企業の大切な資産である設備の損傷や故障といった事態につながってしまいます。この結果として、莫大な経済的損失が避けられない場合があります。
潤滑管理の経済効果については、様々な研究報告がありますが、マサチューセッツ工科大学 教授のアーネスト・ラビノウィッツ(1927-2006 トライボロジー・ゴールドメダル受賞者)が提唱した原理図が著名です。ラビノウィッツ教授は、製造機器の有用性損失のうち、20%が化学的摩耗(腐食)、50%が機械的摩耗(アブレシブ摩耗、表面疲労、凝着摩耗)であると説きました。「機械的摩耗が原因の損傷をただ修理するのに、(米国の)GNPの6〜7%を要している」という有名な言葉も残しています。 また、オイルメジャーの一社であるBP(British Petroleum)の提唱する指標では「潤滑剤のコストは、保守予算の1%未満であるが、それでも保守予算の40%超に有害な影響を与える可能性がある」とし、潤滑管理を怠ることの危険性を警告しています。
 
 
「製造設備の有用性は、20%の化学的摩耗(腐食)と50%の機械的摩耗によって、その大半が失われる」

「製造設備の有用性は、20%の化学的摩耗(腐食)と50%の機械的摩耗によって、その大半が失われる」

 
潤滑管理の普遍的な原則は、「正しい潤滑剤を用い、正しい量を、正しい箇所に適用し、正しい頻度、かつ正しい心構えで」適用すること。そして、機械の不具合を、根本原因から突き止め、積極的に除去する「プロアクティブ(原因除去型)メンテナンス」の実践にあります。近年では、振動解析、サーモグラフィ分析と並ぶ機械の状態監視技術の重要な一つとして、オイル分析を効果的に組み合わせるという試みも盛んです。
潤滑管理の目的は、企業利益の追求にあります。この利益は、潤滑管理の現場で働く保守・保全チームの心構えに大きく依存しています。現場で何が起こっているかを常に観察・追求し、潤滑がもたらす効果を正しく理解し、借り物でない独自の管理指標を持ち、実践し、絶え間ない改善を推し進められる現場を創造してこそ、新たな潤滑管理のカルチャーに到達できるのです。
 
 

信頼性重視保全(RCM)と潤滑管理

最適な潤滑管理プログラムを設計するために、対象となる機械設備の果たす役割に注目すると、重点項目や最重要課題が見え易くなります。以下のフローは、対象とするシステム(設備、系統、機器)のライフサイクルにわたる重大な故障に対処するため、最も効果的な保全を体系的に選び出す分析作業(最適な保全方式を選定する作業)のための一例です。このプロセスは、RCM(信頼性重視保全:Reliability Centered Maintenance)に必須の手順であり、限られた予算内で、エリアごとに最適な保全を実施し、システム全体の機能維持に極めて効果的であり、頻繁に用いられています。
目的を達成するために、費用対効果が満足できれば、設計変更を実施する場合もあります。オイルの汚染、機械のアライメント、バランシングなどを監視するプロアクティブ(原因除去型)保全対策としての設計変更は、故障を検出するための機器の設計変更より、はるかに費用対効果が高いと位置されています。
 
信頼性重視保全(RCM)と潤滑管理

出典:信頼性重視保全(RCM)、【日本語翻訳版】オイル分析の基礎、Noria Corporation(2008)

 
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